サンミゲルが余剰トウモロコシ買い上げ
[ 274字|2020.4.27|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルは22日、農務省と協力し、防疫強化措置で苦境に陥った農家を支援するため農産物の買い上げを行うことを明らかにした。農家の生活支援と国内の食料供給の安定化のために、まずは4千トンの余剰トウモロコシを購入する。同社によれば、同量のトウモロコシでブロイラー700万羽分の飼料が確保でき、これによって生産された鶏肉は400万世帯が1日に消費する量に相当するという。さらに同社は、傘下の石油元売り大手、ペトロンのガソリンスタンドを、政府の農産物直売プログラムの販売所にするため、農務省と協議を行っている。(23日・マニラタイムズ電子版)