20年比成長率予測最悪マイナス1%
[ 295字|2020.4.24|経済 (economy)|econoTREND ]
ジョクノ中央銀行総裁は21日、下院議員らとのテレビ会議で、フィリピンの2020年国内総生産(GDP)伸び率が最悪の場合、マイナス1%まで落ち込むとの見通しを示した。新型コロナウイルス拡大に伴う防疫強化措置の長期化で経済が落ち込むとの見立てで、最善の場合でも成長率は0%としている。この予測は、リサール商業銀行(RCBC)の予測値マイナス1%〜プラス1%に近いが、フィッチソリューションズの4.0%、世界銀行の3.0%、アジア開発銀行の2.0%、野村證券の同1.6%、国際通貨基金の0.6%、S&Pグローバル・レーティングスのマイナス0.2%などよりも低い。(22日・マニラタイムズ電子版)