6月末時点の備蓄米84日分に増量見通し
[ 300字|2020.4.20|経済 (economy)|econoTREND ]
農務省は16日、比のコメ備蓄量が今年の6月末時点で84日分になる見通しを明らかにした。これまでは75日分としていたが、同省の栽培促進事業による収穫分の追加により9日分が上乗せされた。また、予測される雨期の収穫量と輸入量を合わせると、今年末時点でのコメ供給量は、昨年から18%増の1800万トンに達すると見込まれている。同事業には、コロナ対策の追加予算310億ペソが注ぎ込まれるが、そのうち85億ペソは米生産回復事業に割り当てられる。これにより、270万ヘクタールの農地を対象に、ハイブリッド米を含めたコメの生産を1351万トン(モミ米で2212万トン)にまで増やす。(17日・マニラタイムズ電子版)