比のATM普及率が低迷
[ 289字|2019.11.27|経済 (economy)|econoTREND ]
国内拡大商業銀行が加盟する全国銀行家協会(BAP)は、フィリピンにおける自動現金預入支払い機(ATM)の利用手数料の引き上げが2013年から19年初めまで凍結されていたため、ATMカード保有者10万人当たりのATM台数が20台と東南アジア諸国の中でもかなり低いという実態を明らかにした。比国内のATM総数は2万1千台ほどで、カード保有者は5800万人。カード保有者10万人に対するATM台数を他の近隣諸国と比べると、タイが94台と最も高く、次いでシンガポールが49台、マレーシアが45台、インドネシアが40台といずれも比より広く普及している。(26日・インクワイアラー電子版)