高速料金凍結で70億ペソの収入減
[ 284字|2019.11.6|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルのラモン・アン社長は、系列会社が運営する南ルソン高速道(SLEX)の高速料金引き上げが2012年以降、政府から凍結されており、70億ペソの収入が失われていると明らかにした。高架高速道スカイウエー延伸事業(事業費100億ペソ)によりSLEX北行き道路で大渋滞が恒常的に発生している問題で、高速料金規制委員会が高速料金の引き下げ勧告を行う動きを見せていることに対するけん制とも受け取れる発言。アン社長は、料金引き上げが凍結されてきたのは政府との合意違反だとした上で、債権銀行に対する同社の立場に悪影響を与えていると話している。(2日・スタンダード)