ドミンゲス財務相は15日、政府の2019年通年の国内総生産(GDP)伸び率目標を6%に維持すると発表した。年初に遅れていた19年予算の支出がその後は順調に進んでいるほか、20年予算の議会審議も順調に進むとみられることから6%を越える成長も可能としている。また、ドゥテルテ大統領の任期が終わる2022年までに貧困率を14%まで引き下げるためにも、19年成長率目標を達成する必要があるとしている。19年上半期(1〜6月)の成長率は19年予算の執行が遅れたこともあり、5.5%と低迷している。(15日・スタンダード)
2019年成長率6%の目標変えず
2019/9/18
経済