ルソン地方電力供給安定は9月以降に
[ 282字|2019.5.18|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン全国送電会社(NGCP)によると、ルソン地方の電力供給が安定するのは水力発電所の稼働が本格化する9月以降にずれ込む可能性が強いことを明らかにした。中間選挙で必要な電力を維持するために稼働していた発電所が今後、メンテナンスのために休止するため、需要に対する供給の綱渡り状態がしばらく続く。エネルギー省によると、ルソン地方の電力需要は5月20日から24日にかけて1万1400メガワット水準と年間で最も多くなると予想されている。そのため同省は発電事業者に対して、緊急時に電力を供給できるようなシステムの構築を求めることを検討している。(16日・マラヤ電子版)