ニッケル出荷が減少へ
[ 228字|2017.9.22|経済 (economy)|econoTREND ]
住友金属鉱山などが出資する国内ニッケル鉱山最大手のニッケル・アジア社傘下のヒナトゥアン鉱山(ミンダナオ地方北スリガオ州)はこのほど、環境天然資源省からの森林伐採許可が遅れているため、ニッケル鉱石出荷量が大幅に減少すると明らかにした。2017年の出荷回数目標を従来の51回(隻)から38回に下方修正した。同鉱山のニッケル鉱石は主に中国と日本向け。同鉱山は30ヘクタール以上の周辺用地を新規開発するため同省に森林伐採許可を申請している。(20日・ブレティン)