ダバオ湾の監視強化
[ 312字|2016.8.1|経済 (economy)|econoTREND ]
ミンダナオ沿岸警備隊はダバオ湾に出入りする外国船による違法薬物の持ち込みや、鉱石の密輸出を阻止するため、監視態勢を強化する。警備隊は国家警察麻薬取り締まり班や関係当局と協力して、同湾に入る外国船を任意に臨検する方針。
警備隊によると、ダバオ港など同湾に臨む港には農産物の取引がピークを迎えていることから、外国船の出入港が増加、月間50隻と倍増している。当局は麻薬の持ち込みだけでなく、鉱物資源の密輸出にも目を光らせる。最近、中国への鉱石密輸出事件が発覚したという。
比沿岸警備隊には日本の政府開発援助(ОDA)によって巡視艇が供与される予定で、監視態勢と海洋保護が強化されると期待されている。(26日・ブレティン)