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　農業省砂糖統制局の調べによると、1998年９月−1999年２月期の粗糖（精製前の砂糖）の生産量は前年同期比38.4％減の79万8,075トンで、過去10年間で最低の記録となった。同局は、98−99年収穫期（98年９月−99年８月）の粗糖生産量は年間平均需要量（210万トン）の76.2％に当たる160万トンにとどまると予測。このため政府は、輸入砂糖を備蓄に回すなど対策を講じているが、備蓄量は36万9,647トンと目標の50万トンを下回っている。