10月貿易赤字58億ドルと高水準
[ 414字|2024.12.13|経済 (economy)|econoTREND ]
統計庁によると、10月単月の貿易収支は58億ドルの赤字となり、前年同月の貿易赤字幅42億4000万ドルから36.8%拡大した。前月9月に記録した51億ドルの赤字からもさらに拡大している。10月の貿易赤字幅は2022年8月に記録した59億9000万ドル以来、26カ月ぶりの高水準となった。これで1~10月期の貿易収支は452億2000万ドルの赤字となり、前年同期の436億4000万ドルより若干拡大した。10月の輸出額が61億6000万ドルで前年同月比5.5%減少したが、その輸出製品のうち主力の電子機器・部品の輸出額は28億7000万ドルと同23.3%減少したことが目立つ。10月の輸出相手国では米国向けが9億9526万ドルとトップだった。1~10月の輸出総額が618億3000万ドルと前年同期の616億ペソから0.3%増加しただけだったのに対し、輸入総額は1070億5000万ドルと同1.7%増加している。(11日・スター)