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　パサイ市のマニラ湾沿いにあるソフィテル・フィリピン・プラザ・マニラが１日、営業を停止する。ホテル運営大手AccorＳＡが運営してきた同ホテルは1976年に国際通貨基金、世界銀行の年次総会を開くための準備として創業を開始し、総会終了後にウェスティン・フィリピン・プラザとして別の経営会社による運営が2005年まで続いた。06年から運営を引き継いだAccorだったが、今年５月に24件の火災事故が発生するなど老朽化が顕著になったとして閉鎖すると発表していた。しかし、同ホテル従業員組合は６月30日に声明を発表し、閉鎖に伴い従業員１千人が解雇されたとした上で、同ホテルの経営陣が土地所有者である公務員保険機構との間の土地賃貸契約を2041年まで延長するなど、同ホテルの改装・経営再開を目指しているとして、閉鎖発表が「偽りだ」と改めて非難した。（１日・インクワイアラ―電子版）