知財権登録申請数23年は4万9832件
[ 388字|2024.3.20|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン知財権事務所によると、2023年に申請された著作権、商標、特許、実用新案などの知財権登録申請数は4万9832件で前年比2.5%増加した。申請項目別では商標が最多で同1.2%増の4万1953件。申請者は国内居住者が2万5575件(同1%増)と全体の61%を占めている。しかし、海外居住者による申請数が前年比7%増とより高い伸び率を示した。商標を産業別でみると、製薬・医療・化粧品関係が1万2623件と全体の19.1%を占めて最大。次いで農業関連製品・サービスが1万1510件だった。一方、特許は4544件で前年比2.9%増加した。このうち製薬関係の特許申請が2600件で最多だった。また、実用新案(ユーティリティモデル)の登録申請数が1847件と同24%増加したほか、工業デザイン(工業意匠)の登録申請数も1488件で同19.9%増加した。(19日・マニラタイムズ)