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　豪・カナダ資本の多国籍鉱山企業オセアナゴールドは、比子会社オセアナゴールド・フィリピンの上場を申請した。同社の発行済み普通株式の20％を公開し、79億ペソを調達する計画。同社はディディピオ金銅鉱山＝ヌエバビスカヤ州＝を操業中で、政府と財務技術支援契約（ＦＴＡＡ）を25年間延長することで合意しており、契約更新の条件として普通株式の10％以上の公開が義務付けられていた。また、比証券取引所が定めている上場の最低株式公開比率は20％。ディディピオ鉱山は金13万オンス、銅１万4000トンの産出が期待されており、オセアナゴールドも昨年同鉱山に5000万ドルを支出した。2023年に１億3600万ペソを支出していたコミュニティー開発基金向け支出も24年には１億6900万ペソを支出する計画。（５日・スター）