サンミゲル純益5%減
[ 275字|2019.8.13|経済 (economy)|econoTREND ]
国内複合企業大手サンミゲル・コーポレーションはこのほど、今年上半期(1〜6月)の連結純益が前年同期比5%減の262億ペソだったと明らかにした。原油価格の不安定化などで傘下の石油元売りペトロンの収益が悪化したことが響いた。ペトロンがバタアン州で操業する石油精製工場も4月22日に発生した中部ルソン地震の影響でしばらく操業を停止したことが業績悪化につながった。さらに、原材料価格の上昇で食品や飲料部門も若干影響を受けた。一方、ビールなどのアルコール飲料、電力部門は依然好調で、連結総収入は5095億ペソと前年同期比2%増加した。(10日・スター電子版)