国内セメント価格下落で比セメックスの純益悪化
[ 278字|2018.2.13|経済 (economy)|econoTREND ]
メキシコのセメント大手、セメックス社の比子会社、セメックス・ホールディングス・フィリピンズはこのほど、2017年の純益が6億5880万ペソで、前年比65%減と大幅に縮小したことを明らかにした。インフラ事業の拡大にもかかわらず、セメント製造業者や輸入品などによるセメント販売競争が激化し、販売価格が17年通年で10%下落した。比セメックスの年間純収入も価格下落を反映し、218億ペソと前年比10%減少した。一方、国内のセメント販売量は17年第4四半期(10〜12月)に前年同期比10%増加するなど、昨年後半から上昇している。(9日・インクワイアラー電子版)