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[ 228字|2001.8.14|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、流動性準備比率を11%に引き上げ
中央銀行は9日、市中銀行に預金の一定割合を流動資産で保有させる「流動性準備比率」を現行の9%から11%に引き上げた。金融市場に余剰な流動資産が出回るのを防ぐとともに、外国為替市場でのペソ安進行への圧力を減らすのが目的。中銀は先月26日に同比率を7%から9%に引き上げたばかり。同準備比率は、中小企業向けの小口融資を扱う貯蓄銀行や地方銀行には適用されない。また、中銀は先月26日、銀行窓口での個人のドル購入額限度を1万ドルから5,000ドルに引き下げている。