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[ 252字|2001.8.10|社会 (society)|econoTREND ]
□7月の総外貨準備高が143億1,500万ドル
中央銀行によると、今年7月末現在の国内の総外貨準備高(GIR)は143億1,500万ドルで、6月末の145億6,000万ドルから減少した。金融関係筋では、今回の減少は、先月の外国為替市場におけるペソ安進行を防ぐために中銀が市場介入したためと見ている。中銀は介入を否定している。ブエナベントゥーラ中銀総裁は先に「ペソ安進行を食い止めるため、中銀の金融自由市場への関与を強める」と発言。アロヨ大統領の指示を受け、今年度末までに1ドル=50ペソへの対ドルレート回復を目指して今後も介入を強化すると見られている。