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[ 309字|2001.6.22|社会 (society)|econoTREND ]
□旭硝子、AICO特恵関税の適用を要請
板ガラスや自動車ガラスの最大手、旭硝子のフィリピン子会社、リパブリック・アサヒ・グラス(RAGC)はこのほど、自社製品とタイのガラス製品に関して、比政府にアセアン産業協力計画(AICO)に基づく特恵関税措置の適用を要請した。RAGCは自社の台所用安全ガラスをタイの旭硝子子会社に輸出する代わり、タイ子会社からは自動車用ガラスを輸入するもので、AICOスキームによる5%への関税引き下げを求めている。比政府は国内の台所用品製造業界にとってプラスになるとしてこの要請を承認する見通し。RAGCは小売業界の盟主、ヘンリー・シュー氏も株主となっている国内有数のガラス製造会社で、生産した板ガラスは世界68カ国に輸出されている。