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[ 297字|2001.6.8|社会 (society)|econoTREND ]
□91日物TBレートが9カ月ぶりの低率
4日に行われた財務省証券(TB)の入札で、各種TBレートは軒並み下落し、主要銘柄の91日物TBレートが8.913%と9カ月ぶりの最低値を記録した。中央銀行の主要金利が引き下げられているため、金融市場への資金投入が積極的に行われているのが要因。その他の銘柄も続落しており、182日物が先週比0.248ポイント減の9.893%と約1年ぶりの低率。また364日物も同0.515ポイント減の10.792%で、昨年7月初旬以来の低率となった。発行額も上限の40億ペソに達した。TBレートの続落を支えている投資家は、中銀の主要金利引き下げが今後も継続するとみているもよう。 (5日・ブリティン)