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中央銀行はこのほど、国内資本の銀行に対し最低資本金の引き上げ達成期限を当初の1999年末から2000年末まで延期することを認めた。それとともに、年内に資本金の新たな引き上げを要求しない方針を固めた。これは、現行の拡大商業、一般商業など等級別の最低資本金設定制度に代わるリスク・ベースの新制度の導入に向けて準備期間を設ける必要があるため。新制度に移行後の最低資本金は、各行が各種業務ごとに抱えるリスクの度合いに応じて定められる。このため、リスクの大きい銀行にはより多くの最低資本金が課されることになる。