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中央銀行によると、今年２月末現在の国内商業銀行の貸出金融資産（貸付金総額）に占める不良債権（焦げ付き融資）の比率は13.79％だった。前月レベルに比べ0.36ポイント上昇した。貸出金融資産が前月比2.2％増と伸び悩んだことが要因という。中銀は、貸付金の伸びが頭打ちなのは、過剰在庫を抱えるなど製造業部門が操業規模の拡大を拒んでいるのが主因と分析している。2000年度の貸出金融資産の目標成長率10％を達成するためには、低価格住宅の建設など政府主導による経済の活性化が必要とみている。