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香港系の複合企業メトロ・パシフィック社は、1999年度の連結決算で純利益が前年度比630％増の24億ペソだったと発表した。大幅増益は、所有するスマート・コミュニケーションズ社の株式の一部、および子会社のメトロ・ボトルド・ウォーター社とスキンケア製品大手メトロラブ・インダストリーズ社をそれぞれ日本電信電話（ＮＴＴ）、ラ・トンデーニャ酒造会社、サラ・リー社に売却したのが主因。傘下企業では、不動産部門のボニファシオ基地開発社（ＦＢＤＣ）とランドコ・パシフィック社が増益を達成した以外は減益、もしくは減収だった。