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　フランスの化粧品メーカー大手ロレアルの比子会社、ロレアル・フィリピンは19日、ラグナ州カランバ市に建設していた配送拠点の運用を開始したと発表した。敷地面積はこれまでの３倍以上となる約６万平方メートルで、保管施設も７倍の大きさがある。配送効率が従来より30％改善され、ルソン地方南部への配送機能を大幅に強化できるとしている。また①再生可能エネルギー発電による電力供給②スマート照明や雨水回収システム②電気自動車による配送③環境負荷の少ない包装材を使用してプラスチック利用を廃止――など、環境にやさしい拠点運営を進める。（20日・インクワイアラ―）