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　中央銀行は銀行の吸収合併を奨励するため、新たな優遇措置を検討している。レイエス中央銀行総裁代理によると、検討されている優遇措置は中銀による再割引の条件緩和、銀行資産の増価分を合併銀行の資本に加えることなど。同措置をフィリピン銀行協会など業界団体と協議の上、決めるという。このほど実施された銀行の最低資本金引き上げは合併奨励に十分でないとする声も上がっており、エスピリトゥ次期蔵相は最低資本金をさらに倍に引き上げるとする政策を発表している。1997年末現在、国内銀行数は7,201行で、内訳は商業銀行4,120行、貯蓄銀行1,389行、地方銀行1,692行。