投稿・行雲流水 第6回 モンテンルパと大澤清先生③
[ 2176字|2022.12.17|社会 (society) ]
明治生まれの「不屈のサムライ」大澤清先生が瀕死の重傷を負い、度々の手術中には破傷風にまで襲われ、それでも比人医療従事者、米軍医、それに困難のなか先生を懸命に支えた在比邦人方のおかげで、敗戦後まもなく昭和21年1月に帰国を果たされましたが、それらは全て、あの「マニラ市街戦」を含む、この国での「日米激戦」の残した歴史の1ページです。
明治生まれの「不屈のサムライ」大澤清先生が瀕死の重傷を負い、度々の手術中には破傷風にまで襲われ、それでも比人医療従事者、米軍医、それに困難のなか先生...