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　日本政府は29日、「令和４年春の外国人叙勲」で、主に経済分野での日比関係強化に貢献したとして、マニュエル・ビリヤール比元上院議長（72）に旭日大綬章を授与した。

　比上院議長などとしてビリヤール氏の議会運営のもとで2008年９月に日比租税条約改正議定書、同年10月に日比経済連携協定（ＥＰＡ）が批准され、日比両国間の貿易額、フィリピンへの日系企業進出数、日本からフィリピンへの直接投資額が増大するなど、経済分野での日比関係強化に尽力した。

ビリヤール氏は同日、声明を発表し、「フィリピンと日本との間における経済関係の強化と促進に対する私のささやかな努力を認めてもらえたことを大変に光栄に思う」と感謝した。