まにら新聞が選んだ「2020年フィリピン十大ニュース」
[ 4807字|2020.12.31|社会 (society) ]
2020年は首都圏南方のタール火山の噴火から始まり、世界的に新型コロナウイルスの大流行が起き、フィリピンでも感染者が急増した。政府による移動や経済活動の制限による影響は多くの方面で現在も尾を引いている。民放大手テレビ局ABSーCBNの放送免許更新が下院で拒否され、物議をかもしてきたテロ防止法が成立した。また連続した台風ではルソン島各地で大雨をもたらし、大規模な洪水が発生、甚大な影響を及ぼした。まにら新聞が選ぶ20年10大ニュースで今年の比を振り返る
1.新型コロナで首都圏や全国各地で防疫強化
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ドゥテルテ政権は2月に中国、香港、マカオ、韓国からフィリピンへ...