ASIA WATCH
ベトナム、東南アジアの投資先人気2位
オンラインメディアのベトナムネットによると、大手国際会計事務所グラントソントンのベトナム法人がこのほど公表した民間投資家の投資先魅力度調査で、ベトナムは東南アジア第2位にランクされた。1位はミャンマーだった。 調査によると、回答者の72%が投資先としてベトナムを「魅力的」または「非常に魅力的」と評価し、人材や低労働コスト、中間所得層の増加などが投資を促す要因とされた。ただ、「非常に魅力的」とした回答は2%と前年調査から7ポイント低下した。これに対し、ミャンマーは高い経済成長による潜在力、インフラ、新たな投資関連法制、外国投資家へのインセンティブなどが高く評価された。
ベトナムへの投資分野では、国有企業の株式会社化に伴って通信、石油、インフラ、小売りの各分野で投資機会が生まれると指摘。食品、飲料、小売りが引き続き外国投資家の人気分野だとしている。 一方、ベトナムへの投資を妨げる要因として外国投資家は腐敗を深刻な問題として挙げた。(時事)