エアアジア、また就航延期
[ 326字|2017.2.2|社会 (society)|ASIA WATCH ]
マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアの日本法人エアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)は1月30日、中部空港を拠点とする定期路線の就航を延期すると発表した。2017年初旬に札幌(新千歳)便を、17年春に台北便の開設を予定していたが、めどが立たなくなった。新たな就航時期は未定としている。
エアアジア・ジャパンは当初、16年4月に路線を開設すると発表したが、延期を繰り返していた。
乗務員や地上スタッフの訓練スケジュールの見込みが甘く、想定以上に時間がかかっているためで、同社は「今度も就航に向けた準備は続ける」という。就航時期に関しては「一度白紙にした」と説明した。
同社には、楽天やスポーツ用品のアルペンなどが出資している。(共同)