日豪、液化水素輸送で覚書
[ 229字|2017.1.17|社会 (society)|ASIA WATCH ]
オーストラリア海事安全局と日本の国土交通省はこのほど、日豪間で大量の液化水素を海上輸送するタンカーについて、安全基準などを確認する覚書を首都キャンベラで交わした。
川崎重工業が世界初の実証船を建造し、2020年に就航する予定。
オーストラリアで大量に埋蔵している低品位で安価な石炭から水素を製造し、液化して日本へ輸出する。液化水素は海上輸送の前例がないため、日豪が安全基準作りを推進。燃料電池自動車や発電用に水素の利用拡大が期待されている。(共同)