花王、インドネシアに新工場建設
[ 264字|2016.12.30|社会 (society)|ASIA WATCH ]
花王はこのほど、インドネシアで油脂を製造するアピカルグループと合弁で、シャンプーや洗剤などの原材料となる脂肪酸を製造する工場を同国に建設すると発表した。投資額は約100億円で、2019年の稼働開始を目指す。
新工場の生産能力は年間約10万トン。インドネシア国内のほか、タイやベトナムなど主に東南アジアへ供給する。日本では和歌山工場(和歌山市)で脂肪酸を製造しているが、海外で生産する製品向けには、海外企業から購入していた。
まず17年1月に合弁会社を設立する。出資比率はアピカルグループが65%、花王が35%。(共同)