ヤマハ、印の二輪生産40万台増
[ 312字|2016.12.24|社会 (society)|ASIA WATCH ]
ヤマハ発動機の柳弘之社長はこのほど、インドの二輪車販売が好調なことから、現地の生産体制を40〜45万台増やし、来年は190万台超に増強する考えを示した。
インドに2カ所ある工場のうち、南部チェンナイにある工場の生産ラインを1本から2本に増やす。インドでは女性の社会進出などに伴い、スクーターの需要が高まっているという。インドからアフリカへの輸出も今後増えると見込んだ。
ヤマハは10月、排気量50ccの日本国内向けスクーターの生産や開発などで、ホンダと業務提携を検討すると発表した。柳社長は、正式な提携に向け、ホンダと分担を決めて「既に開発がスタートした」と強調。電動二輪車の開発で協力する可能性も示した。(共同)