中小企業のタイ進出支援
[ 299字|2016.12.10|社会 (society)|ASIA WATCH ]
日本の独立系投資ファンド、ジェイ・ウィル・グループは8日、タイへの進出を希望する日本の中小企業の提携相手探しなどを支援するため、タイ工業省傘下の中小企業開発機構(ISMED)と協力覚書を交わした。
親日国タイには中小企業を含めた日本企業が多く進出しているが、現地でのノウハウ不足で事業が失敗するケースも多い。ジェイ・ウィルはISMEDと組み、工業や食品加工、医療・介護などの幅広い分野でふさわしい提携先を紹介し、事業を支援する方針だ。
ジェイ・ウィルのタイ法人の新名孝至社長は署名式典で「日本の中小企業がタイで成功するには、タイ企業との適切なマッチングが鍵となる」と抱負を述べた。(共同)