深センと香港で株式相互取引開始
[ 254字|2016.12.8|社会 (society)|ASIA WATCH ]
中国広東省深センと香港の株式市場で5日、株式を相互に取引できる制度が始まった。中国政府による金融自由化の一環で、個人を含む海外の投資家が香港市場を通じて深セン市場の銘柄を購入できる。新たなマネーを呼び込んで中国本土の市場を活性化させる狙いもありそうだ。
5日の取引は、香港から深センへの資金流入は1日に取引できる上限額の20%程度にとどまった。深センから香港に流れた資金も上限の約8%で、初日の取引は低調だった。一部投資家の強引な株の買い占めを批判した劉氏の発言が伝わり、投資家心理を冷やした。(共同)