中国、期限切れ肉で処分
[ 301字|2016.10.6|社会 (society)|ASIA WATCH ]
中国上海市の食品会社「上海福喜食品」が使用期限切れの食肉を使った加工品を販売した問題で、上海市食品薬品監督管理局は3日、上海福喜と同社の親会社、米OSIグループの中国法人に対し、総額2428万5千元(約3億7千万円)の罰金の支払いを命じる行政処分を発表した。
この問題は2014年7月にテレビ局の潜入取材で発覚。日本マクドナルドも上海福喜の鶏肉を使っていたことが判明し、日本でも消費者離れを招くなど大きな影響が出た。既に刑事裁判の判決が確定しており、今回の行政処分により、同問題を巡る当局の対応は事実上終結したとみられる。上海市当局者によると、同市の食品衛生関連の罰金としては過去最高額。(共同)