タイで火力発電事業に参画
[ 303字|2016.10.6|社会 (society)|ASIA WATCH ]
東京ガスは3日、タイで天然ガスを燃料とする火力発電事業に参画したと発表した。同社が海外で発電事業に携わるのは4件目。東南アジアでは初めてで、経済成長を見込む同地域で事業強化の足掛かりとする。投資額は非公表だが、数十億円程度とみられる。
子会社「東京ガスアジア」を通じ、タイで発電事業を手掛ける「イースタンパワー&エレクトリックカンパニー」の株式28%を、フランス大手トタルのグループ会社から取得した。
東京ガスはこれまで、メキシコやベルギーで計3カ所の発電事業に参画。東南アジアでは、ベトナムに液化天然ガス(LNG)の販売や基地建設を手掛ける合弁会社を設立するなど海外展開を加速している。(共同)