中国の景況指数横ばい
[ 309字|2016.10.4|社会 (society)|ASIA WATCH ]
中国国家統計局と中国物流購買連合会は1日、9月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が50.4だったと発表した。8月から横ばいで、好不況の判断の節目となる50を2カ月連続で上回った。
PMIは、企業の原材料や部品の購買担当者を対象に今後の生産計画などを調査して算出する。50を上回ると生産や受注の拡大を、下回ると縮小をそれぞれ意味する。生産指数を示す指数は52.8と8月より0.2ポイント上昇。新規受注は0.4ポイント低下し、50.9だった。雇用指数は引き続き50を下回った。
英調査会社マークイットが独自に調査し、9月30日に発表した中国のPM1は、8月より0.1ポイント高い50.1だった。(共同)