サメ密漁船を摘発 セブ州サンレミヒオ町
[ 306字|2016.10.3|社会 (society)|LuzViMinda News ]
9月21日、ビサヤ地方セブ島北部、サンレミヒオ町ハグナヤ港沖で、オナガザメを密漁していた船がセブ州密漁取締部隊によって摘発された。同地方東ネグロス州から来たという同船の乗組員13人に対して、起訴手続きが進められている。
船には捕獲されたオナガザメ19匹が積まれていた。密漁されたサメは1匹50キロ超の成魚で、食用にされるという。
同部隊によると、オナガザメは絶滅危惧種で、密漁船が漁をしていたタニョン海峡でも禁漁となっている。また、一般に人間に対して攻撃的ではないとされ、その名の通り長い尾びれがめだつオナガザメは、セブ島のダイビングスポットでダイバーに人気の魚となっている。(9月23日・ブレティン)