太平洋諸島、気候変動を議論
[ 285字|2016.9.15|社会 (society)|ASIA WATCH ]
オセアニア16カ国の協力機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」はこのほど、ミクロネシア連邦の首都パリキールで首脳会議を開いた。ターンブル・オーストラリア首相にとっては初の出席で、気候変動対策の促進などを討議した。
海面上昇の危機に直面する島しょ国もあり、会議では昨年採択された地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」を歓迎しつつ、協定のさらなる発展を求める声が出た。
オーストラリアが3億豪ドル(約232億円)規模の防災や気候変動対策を、ニュージーランドが再生可能エネルギー事業をそれぞれ発表した。また小田原潔外務政務官がPIFと域外国との会合に出席した。(共同)