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　世界でも有数のカカオ豆生産国であるインドネシアの今年の生産が大雨の影響で大幅に落ち込む恐れが出てきた。

　全国カカオ豆協会がこのほど明らかにしたところによると、今年の推定生産高は36万トンで、前年より10％落ち込む見通しという。今年はしばしば大雨に見舞われたことが不振の原因という。昨年もエルニーニョ現象の影響で2014年より生産高が落ち込んで減少しており、連続の減少となった。

　インドネシアはコートジボワール、ガーナに次ぐ世界３位のカカオ豆生産国で、米国、欧州、アジア各国に輸出している。（ＤＭＳ）