豪で続く被災生徒受け入れ
[ 277字|2016.8.30|社会 (society)|ASIA WATCH ]
オーストラリアの首都にある豪日協会キャンベラ支部が、東日本大震災で親を亡くした東北の生徒を夏休みなどにホームステイに約2週間招待し、同世代の子どもたちと交流してもらう事業を続けている。
今回は8月2日から17日までの日程で宮城、岩手両県の13〜15歳の女子生徒4人が参加した。現地高校の関係者宅で2人ずつホームステイ。11日には小学校を訪れ、日本語を学ぶ児童と交流した。
同支部は震災後から毎年、生徒を招待し、これまでの受け入れ人数は計30人。帰国後も交流を続けている。あしなが育英会の協力を得て、豪日交流基金が一部費用を補助している。(共同)