ダバオ名所の夜市が閉鎖
[ 322字|2016.8.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ダバオのサラ・ドゥテルテ市長は、夜の名所として人気があるロハス通りの「夜市」を閉鎖する措置をとった。同市運輸交通管理委員会が、夜市に出店している露天商が法令に従わないことを理由に、市長に閉鎖を勧告していた。
夜市では700を超える屋台などが立ち並び、飲食のほか生鮮食料、乾物、果物などが手に入る観光名所。委員会によると、「1家族1屋台」と決めた市の法令に従わない露天商が多いうえに、名義貸しや「また貸し」も横行しており、注意や勧告も無視されているのが現状という。
市は露天商に課税して一定の収入を得ているが、サラ・ドゥテルテ市長か「法令に従わなければ、夜市の再開はできない」と述べ、強硬姿勢で臨む姿勢を示している。(5日・ブレティン)