190万人が貧困層に
[ 303字|2016.5.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方サンボアンガ半島の190万人が貧困層になっていることが分かった。社会福祉開発局が課税対象の約70万5千世帯を調査した。
それによると、南サンボアンガ州とサンボアンガ市で約88万1千人、北サンボアンガ州で約62万人、サンボアンガ・シブカイ州で約36万4千人、バシラン州イサベラで約5万8千人が貧困であることが判明した。
同局は、統一選で新たに選出された自治体の首長らに政府のプロジェクトや保護計画などを通じて対策を講じるよう要請。併せて保護政策に当たっては貧困度が高い世帯を優先するよう訴えるとともに、施策の実行が地域社会全体の貧困救済に効果的、と強調している。(23日・ブレティン)