森林保護員69人を配置
[ 305字|2016.4.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方カラガ地域にこのほど、69人の森林保護員が配置された。森林の保全、監視と生物多様性の保護が任務。同地域の森林面積は約133万ヘクタールで、うち33万ヘクタールが保護対象に指定されている。熱帯雨林は6万5千ヘクタール、マングローブは2万7千ヘクタールに及ぶ。
環境天然資源局は森林を守るため森林生物多様性保護システムというネット網を利用しており、応募によって選ばれた森林保護員らは、全般的な監視や生態系に脅威がある場合の対応などシステムの集中訓練を受けた。
保護員の巡回によって得られたデータや情報はネットを通じて送られ、生態系の現状把握と保護対策に役立てるという。(20日・ブレティン)