公金横領で実刑40年
[ 312字|2015.11.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域ラプラプ市のラプラプ市裁は、税関支所に勤務していた元特別査察官のクリスピニアノ・リガン被告に対し、公金横領罪で最高刑の懲役40年の実刑判決を言い渡した。
リガン被告は地元企業が税金申告に基づいて支払った輸入税などの受領書を偽造。企業が支払った実際の税金より過少に受領したことにして税金を着服した疑いがもたれている。
受領書の偽造は1995年から現在まで約20年間の長期にわたっており、この間の着服で証拠書類が紛失していることもあり、21件、20万ペソ分の詐取で有罪が認められた。裁判長は悪質かつ長期にわたっていることから重罪を科した。また罰金120万ペソの支払いも命じた。(23日・インクワイアラー)