ピンクの豪邸全焼
[ 322字|2015.11.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地域イロイロ市にあるロペス財閥の一員が所有し、通称「ピンク・マンション」と呼ばれている豪邸が25日深夜、火災で全焼した。
被害額は1千万ペソ程度とみられるが、ロペス一族にはけがはなかった。消防士3人が消火作業中に負傷した。
ロペス財閥はフィリピンを代表するメディアグループを経営し、テレビ局ABS│CBNの所有者でもあり、政治家も輩出している。炎上した「ピンク・マンション」は現在、ロペス一族の息子が所有者となっている。
火災は2階の天井部分から出火しており、外観がピンク色した豪邸は約2時間のうちに完全に焼け落ちた。警察と消防が現場検証して電気の配線などを中心に出火原因を調べているという。(28日・インクワイアラー)