中国産花火を密輸
[ 312字|2015.11.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
北部ミンダナオ地域西ミサミス州タゴロアン町のコンテナ・ターミナルで税関当局が、花火や電飾類の密輸品を大量押収した。
クリスマスの行事が本格化する前に中国から密輸されたもので、中国産の花火や電飾類など80万ペソ相当の密輸品がコンテナ1個の中にぎっしり詰められていた。同町にある港に10月5日に陸揚げされ、隣のカガヤンデオロ市にある会社の住所に配送されるところだった。
添付書類には「衛生品、ティシュペーパー、ゴム製マットレスなど日常品」と表示されていたが、税関職員が不審に思い、中身を確認して密輸品と分かった。税関職員は「貨物は大量に届くため、中身の検査ができるのは10%程度だ」と話している。(26日・ブレティン)