置き去りフクロウ救出
[ 323字|2014.12.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方北コタバト州のキドパワン市のバランガイ(最小行政区)ビラダでこのほど、置き去りになっていたフクロウの赤ちゃん2羽を農夫が発見し、市当局の飼育施設に無事預けられた。
同地方でもフクロウは近年、生息数が次第に減少しており、市が希少動物に指定して保護している。2羽はアポ山国立公園近くの農村地帯の樹上で発見された。親鳥はアポ山にエサを探しに行ったまま巣に戻らなくなっていたという。
残された赤ちゃん2羽は巣に放置され、そのままだとまもなく餓死するため、農夫は市に911の緊急電話で連絡してきた。市の話では、獣医が面倒をみており、全身が綿毛に包まれた幼鳥の2羽は元気を取り戻し、エサを食べているという。(17日・インクワイアラー)