NGOにも警鐘
[ 313字|2014.9.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域ボホール州のタグビララン市にある州政府は、非政府組織(NGO)設立をめぐって詳細な申請書を提出するようあらためて各NGOに求めた。
州当局は、NGO本部が国内にあるか外国にあるかのほか、設立趣旨、運営計画などの点で、国内法に照らして問題がないかどうかを調査するという。昨年10月のボホール地震で同州に大きな被害が出たが、これをきっかけに、NGOの設立が急増したという。被災者支援の名のもとに海外で大掛かりな寄付集めをしているNGOがあり、金集めが目的ではないかと疑われる組織もあるという。
州政府は「民間組織の仕事ぶりを評価しており、模範的な姿を維持してもらいたい」と述べている。(24日・ブレティン)